仕様未確定での納品物の現場改造

今回は埼玉県東部、旧南埼玉郡の某所の倉庫。納品した盤を出荷前に更に改造したいとの事。

自動時にコンベアとスクリューの送先に、満で順次停止、減での再開の回路を追加で設けるのだが、到着時、何故か最終納入先との連絡が付かずレベルの仕様が決っていない。出荷するとかなり遠い所に行くとの事なので、出張で行かせたくはないらしい。少々忙しいので慥かに行かずに済めば有難い。

先ず、粉体レベル計では良くある電源を端子に用意する。その積りだったが、既に積層灯の関係で用意済だったので良しとする。

レベル接点は、a接点とb接点の二種の入力可能な形で構築し、現地で決めて貰う形にする事を提案。本来ならリレーで受けて反転する等も手もあるが、昨今の部品不足もあって、PLCで余っている入力接点に贅沢に二種二仕様を確保して端子台に配線、使わぬ方は適宜開放か短絡して貰う事にした。更なる追加で困ったらその時は出張しましょう。

自己満足に酔うと痛い目に遭うので、次善策、弥縫策、事前予防策は出来れば出したくない。但し達成感は有るので嫌いではない。

ともあれ板挟みの担当の苦労が偲ばれます。御疲れ様でした。

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